うんこしりとり

tupera tupera  『うんこしりとり』

亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラスト、工作、ワークショップ、舞台美術、アニメーションなどの分野で幅広く活動している。 著書に『かおノート』(コクヨS&T)『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)『ぼうしとったら』(学研教育出版)『いろいろバス』(大日本図書) 『パンダ銭湯』(絵本館)など多数。NHK Eテレ「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。

こいぬのうんこ→こうちょうのうんこ→こいするうんこ… エンドレスにつづく、うんこしりとり。 さあ、みんなで「このつく うんこ」をだしきろう!読みおわったあともずっと遊べる楽しい絵本です。(白泉社)

ご夫婦ユニットtupera tuperaさん
ポスターやブランドとのコラボグッズも手掛けるお二人。自分たちで作ったオリジナルの色紙をハサミでチョキチョキ・ のりでペタペタしながら作品を作っていきます。ワークショップでは、一緒に「うんこ」を作って遊びます。
幼い子の気持ちをキャッチすること請け合いの「うんこ」パワー!いろんなうんこを楽しんで!



オオカミがとぶひ

ミロコマチコ  『オオカミがとぶひ』

画家・絵本作家。1981年大阪府牧方市生まれ。勢いのままに描く動植物を自由な思考と多彩な発想で表現。 生み出されたその圧倒的な世界観は、各地で人々の心をつかみ話題を集める。各地で展覧会多数開催。また、壁画を制作するなど、画材は紙やキャンバスに 留まらない。主にこどもを対象とした大きな絵を描くワークショップも多数行う。 主な著書に、四月と十月文庫より、画文集『ホロホロチョウのよる』(港の人)、『サバンナの動物親子に学ぶ』文/羽仁進(講談社)などがある。 現在、美術同人誌「四月と十月」の同人。

第18回日本絵本賞大賞。きょうはかぜがつよい。びゅうびゅうびょうびょうふきぬける。だってオオカミがかけまわっているから。 とおくでカミナリがなっている。ゴロゴロドンドンなっている。そうか、ゴリラがむねをたたいているんだ。 ダイナミックな動物の絵で話題沸騰、ミロコマチコ初の絵本が登場! (イースト・プレス)

”天才”ミロコマチコさん
「動き出すかもしれないのでご注意ください」と画集の帯に記されている通り、躍動感あふれる絵を得意とするミロコさん。 文章はというと、手帳に思ったことを書きとめ、2~3年熟成させて絵本にしているのだとか。 『オオカミがとぶひ』は言葉遊びにも注目です。



カエルのおでかけ

高畠 那生  『カエルのおでかけ』

1978年岐阜県生まれ。絵本作家。第4回ピンポイント絵本コンペ入選『メガネをみてよ!』第25回講談社絵本新人賞佳作『むかったさきは…』 作品に『おまかせツアー』(理論社)『クリスマスのきせき』(岩崎書店)『バナナじけん』(BL出版)『だるまだ!』『カッパのあいさつ』(長崎出版) 『チーター大セール』『でっこりぼっこり』(絵本館)『はたらくんジャー』『バースデー・ドッグ』『だれのたまご』(フレーベル館)など。

第19回日本絵本賞。どしゃぶりの天気に喜び勇み、ピクニックに出かけるカエル。大雨の中、デッキに横たわり、 サングラスをかけて…。今注目の絵本作家、高畠那生が、何もかもあべこべな世界を描いた、とびきりユーモラスな絵本!(フレーベル館)

ひょうひょうとした絵本界の”サラブレッド”高畠那生さん
絵本作家高畠純さんの血を引く那生さんが絵本作家を目指すきっかけは「美大を卒業する時にパッとお父様の姿が浮かんだから」なのでそうです。 カエルの「いいてんき」は雨!どしゃぶりの雨の日は上機嫌でお出かけ―とびきりユーモラスなお話です。



地球パラダイス

石井 聖岳  『地球パラダイス』

1976年生まれ。絵本に『おこだでませんように』(くすのきしげのり・文、小学館)『森のイスくん』(ゴブリン書房)『ワニあなぼこほる』(イースト・プレス) 『ことばあそびどうぶつえん』(石津ちひろ・文、のら書店)など。2007年『ふってきました』(もとしたいづみ・文、講談社)で日本絵本賞、 講談社出版文化賞絵本賞受賞。好きな花はオオイヌノフグリ。

花や草、虫や鳥、たくさんの輝くいのちを載せて地球は回る。光あふれる鮮やかなパラダイスを描く快作。初コンビによる詩の絵本。(偕成社)

癒し系オーラ満載の石井聖岳さん
この絵の元になったのは、庭に蒔いたシソの種が大きく成長し虫や鳥がそこに集ってくる様子を描いた「シソパラダイス」という絵。 それを見た工藤直子さんの編集者が、工藤さんの詩の世界にぴったりだと思ったことがコラボレーションのきっかけだったそうです。



ぼくのかえりみち

ひがしちから  『ぼくのかえりみち』

1972年、大分県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。2004年、第5回Pinpoint Picture Competitionで優秀賞受賞。受賞作をもとに作った 『えんふねにのって』(ビリケン出版)でデビュー。他の作品に『いま、なんさい?』(BL出版)『ひみつのばしょ』(PHP研究所) 『ぼくひこうき』(ゴブリン書房)『おじいちゃんのふね』(ブロンズ新社)。訳書に『ニブルとたいせつなきのみ』(ビリケン出版)などがある。 東京都在住。

ある日の放課後、そらくんは道にかかれた白線の上をたどって家に帰ることにしました。落ちないように、ゆっくりゆっくり、そろーりそろり…。 まぶしいくらいの青い空に、あざやかな緑の田舎道。そんななかで、そらくんの頭の中には さまざまな想像が広がります。 さて、そらくんは無事に家に帰れるでしょうか。子どものころ誰もが一度は試みた遊びを、子どもの目線でダイナミックに描いています。(BL出版)

絵画教室の先生でもあるひがしちからさん
絵本だけでなく、教科書の挿し絵も手掛けているひがしさん。子どもの目線を表現するのがとても上手です。 そらくんは道に引かれた白線の上を辿って家に帰ることに―。誰しもが一度は経験のある子供の頃のわくわく・ドキドキを思い出させてくれます。 会場にもしかけがいっぱい!お楽しみに♪



もりのおくのおちゃかいへ

みやこしあきこ  『もりのおくのおちゃかいへ』

1982年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。在学中、「ニッサン童話と絵本のグランプリ」で優秀賞を受賞。 卒業後は、木炭画やコラージュ、アニメーションなど様々な技法を用いて作品を作りつづけ、個展やグループ展などで発表。 現在フリーのイラストレーターとして活動している。2009年には初の絵本『たいふうがくる』(BL出版)を出版。東京都在住。

第17回日本絵本賞大賞。おつかいに行くキッコちゃんが見つけた不思議な館。そっとのぞいてみると、 おめかしした動物たちがすてきなお茶会を開いていました。(偕成社)

まじめな印象のみやこしあきこさん
光と影にこだわって作品作りをしているというみやこしさん。ご主人と南ドイツに遊学している時にみた風景をイメージして 『もりのおくのおちゃかいへ』は描かれたんですって…!?
キッコちゃんがおばあちゃんの家へケーキを届けるために森の中を歩いていくと、見知らぬ館にたどりつき…。



きょうはマラカスのひ

樋勝朋巳  『きょうはマラカスのひ』

1969年長野県生まれ。多摩美術大学卒業後、銅版画の制作をはじめる。以降、銅版画家として活躍。近年は、油絵での発表も多い。 1998年、ボローニャ国際絵本原画展入選。絵本の出版は、本作が初めて。埼玉県在住。

第19回日本絵本賞大賞。クネクネさんはマラカスが大好き! 今日はお友だちと新しいリズムの発表会を開きます。そこで、クネクネさんは……? マラカスのリズムに乗って楽しいお話が進みます!(福音館書店)

愛すべきキャラクターの生みの親樋勝朋巳さん
銅版画家としても活動する樋勝さん。8年の歳月を経て出版された『きょうはマラカスのひ』に登場するクネクネさんは、 付き合いの長いキャラクターなのだとか。「この人」と愛しそうに話す姿が印象的でした。
マラカスが大好きなクネクネさんの日常を切り取った作品。マラカス愛に満ちた、ほのぼの凄い印象の絵本。